うさぎのあな
【病児・病後児保育事業受け入れ施設】
病児保育室 「うさぎのあな」は、千葉市乳幼児健康支援一時預かり事業受け入れ施設として2001年7月にオープンし、2008年4月から、病児・病後児保育事業 受け入れ施設となりました。
当クリニックの前院長 岩田裕子先生は、ご自身の子育て体験から病児保育室開設には強い思いをもっていらっしゃいました。そのときのお気持ちをエッセイに書かれています。
病気の子供と離れて仕事に行くのは、親としてはつらいことですが、どうしてもお仕事を休めないこともあります。そんな時に、頼っていただけるのが病児保育室「うさぎのあな」です。
「うさぎのあな」では、病児に保育士が寄り添って、こどもたちがゆったりとおだやかで楽しい一日を過ごせるようにきめ細かな保育を心がけています。
医師、看護師が一日に数回病状のチェックを行い、お預かり中に病状が変化した時は、適切な医療措置をとることができるようになっています。
本来は病後児保育が主体ですが、病気の急性期でも病状を把握した上でできるだけお預かりするようにしています。
ただし、病気の種類や感染症の流行状況によっては、お預かりできない場合もあります。
お書きいただく書類も多く、事前登録が原則になっていますので、まずはお電話ください。
保育士から、より詳しくご説明させていただきます。
なぜ「うさぎのあな」なの?
ポッターの童話に出てくる元気な子うさぎピーターは、一日中、外で目いっぱいのいたずらと冒険をくりかえし、走り回り、くたくたに疲れて病気になってしまいます。
やっとの思いで大きなもみの木の下にある「うさぎのあな」にもぐりこんで、からだを休めます。
そして優しいお母さんにお薬を飲ませてもらったりして、元気を回復するのです。
3匹のきょうだい達が、夕ごはんにごちそうをいただくのを横目で見ながら・・・・。
小さなこどもをはぐくみ、こどもの病気を癒してくれる「うさぎのあな」。
そんな温かみがあって安全で機能性を兼ね備えた こどもの居場所をイメージして、病児保育室の名前を 『うさぎのあな』と名付けられました。
利用案内
開室時間
月~金 | 8時~18時(木曜日休み) ※お迎えは17:50まで |
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土 | 8時~13時 ※お迎えは12:50まで |
※延長保育は行っておりません
定員
6名
※千葉市内の方が優先です
※お子さまの病状や感染症の種類によってお預かり人数は変動します
対象年齢
生後6か月~小学生(ご相談ください)
保育料
1日 | 2,050円<4,100円> |
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土曜日、平日6時間以内 | 1,230円<2,460円> |
※<>内は市外枠の料金です
※病状把握や検査・処方のための診察料は別途かかります
アクセス
千葉市花見川区幕張本郷2-36-21 ワンダーランド2B
TEL:043-274-7431
事前登録
お預かりするお子さんの把握のため、事前登録が必要です
保育園入園にあわせて事前登録をすませておくと便利です
うさぎのあなへお電話(TEL:043-274-7431)のうえ、事前登録にお越しください
利用の方法と流れ
- 事前登録
原則としてご利用前日までに事前登録をすませておいてください
(利用登録票ダウンロード)
当日登録も可能ですが、登録時には記載事項が多く時間がかかります - 利用予約申し込み ※この時点ではお預かりの確約はできません
利用希望日の前日(18時まで)のみご予約申し込みをお受けします
予約枠に空きがある場合は、当日朝7時まで受け付けいたします
*開室時間内のご予約:電話予約(043-274-7431)
*閉室時間帯のご予約:Web予約
※Web予約は、メルプの問診システムです
受診
できるだけ前日に当院を受診していただき、病状を把握した上でお預かりできそうか判断します
(受診の際に病児保育利用希望の旨をお伝えください)
未受診の場合は、当日8:30以降に当院を受診してくただくこともあります - お預かり決定
お預かりできそうな場合のみ、こちらから下記の時間帯にお電話いたします
前日18時までの予約申し込み →18~19時
前日18時~当日7時の予約申し込み →7時すぎ
※キャンセルの場合は、必ず朝7時まで電話連絡(043-274-7431留守番電話に録音)をしてください - 入室前診察
・当日8:00~8:10の間に、下記持ち物をご持参のうえおいでください
持ち物の確認や保育士との申し送りをします
・8:15~8:30に医師の入室前診察のうえ、最終的にお預かりできるかを判断します
・診察にて必要な場合は、検査やお薬の処方を行うことがあります(別途診察料必要) - お預かり
お子さまの生活リズムや病状にあわせて、療養しながら過ごします
入室後、急な症状の変化などで処置・投薬が必要な場合はご連絡致します - お迎え
保育士よりお子さんの一日の様子をお伝えします
料金のお支払い(現金)をしていただきお帰りとなります
※お迎えの方が朝と違う場合には身分証明書をご提示ください
持ち物
- 利用申請書、(利用申請書はこちら)
- 母子手帳、健康保険証、こども医療費助成受給券、おくすり手帳
- (当日登録の方は)利用登録票
- (経過が長い場合は)熱型表や症状経過のメモ
- お弁当、はし・スプーン等、おやつ(午前、午後の2回分)
- 飲み物
- 着替え、肌着2~3組
- ウエットティッシュ、汚れ物用のビニール袋 2枚以上
- バスタオル2枚(お昼寝に使います)
- 処方薬、解熱剤(内容がわかる状態で)
その他必要な場合
- 粉ミルク(1回量ずつに分けて)、哺乳ビン、マグ、
- よだれかけ、食事用エプロン、
- お気に入りのおもちゃ、
- 紙おむつ、おしりふき、おむつ用ビニール袋(小さい物3枚以上)
※おむつはこちらで処分します
注意
- 新型コロナウイルス、インフルエンザなどの流行状況によっては、お預かり当日に検査が必要となることがあります。感染対策のためご理解ください。
- 予防接種が済んでいない場合や感染症の種類によっては、お預かりできない場合もあります。
- 利用希望者が多い場合は、お子さまの病状等を考慮してお預かりする方を決めさせていただきます。申し込み順ではありませんが、病状が明確な方がお預かりしやすくなりますので、ご希望の場合は早めにご連絡ください。
緊急避難先
大規模災害発生時の緊急避難先として、千葉市から指定されているのは、次の3か所です。
A:幕張本郷公民館、B:一本松公園、 C:西の谷小学校
万一、お預かりしているときに大規模災害が起きた場合には、「うさぎのあな」 に最も近くて(徒歩5分程度)、施設も充実している幕張本郷公民館に、保育士がお子さまを連れて避難し、お迎えが あるまでそこで待機することにしています。
(場所はアクセスのページでご確認ください。)